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Q君:最近、畑で青いパオパオをよく見るんだけど、どんな資材なんですか? 青パオ先生: 白いパオパオは保温・防霜・防虫などの目的がベタガケ資材として広く使われているよね。さらに生育促進効果をプラスしたのが青いパオパオなんだよ。 Q君:青いパオパオを掛けるとどうして生育促進効果があるの? 青パオ先生: それは太陽の"光"に理由があるんだ。 まずその光について説明しよう。光というのは太陽が出す波であり電磁波なんだよ。太陽は色々な波長の電磁波を出しているんだけど、その波の長さによって種類が決まっているんだ。 Q君:先生、波長ってなあに? 青パオ先生: 波長とは、電磁波の波の山から山までの長さのことなんだ。nm(ナノメーター)という単位で表すんだけど、nmは1mmの100万分の1というとっても短い長さなんだ。 電磁波は目に見えないんだけど、ある波長域だけは物にぶつかって反射すると"色"として人間の目に映るんだ。それがいわゆる"可視光線"たよ。 例えばりんごが赤く見えるのは、りんごが赤系の波長の光を反射して他の波長の光を吸収するからなんだよ。 Q君:そうなんだ。光って面白いね。 青パオ先生: それでは「どうして青パオパオに生育促進効果があるのか」に入ろう。 光は波長ごとに、植物に対する作用が違うんだよ。例えば、植物体の葉緑素によく吸収される波長とか、種子発芽や開花制御に影響があるとか…。 青パオパオは生育促進効果が出るような波長をコントロールしているんだ。 Q君:具体的にはどんな波長をコントロールしているの? 青パオ先生: これまでの研究で、『600〜700nmの赤色光(R)より700〜800nmの遠赤色光(FR)の割合が多くなると、植物の伸長が促進される』ことが解っている。だから青パオパオは、光線透過量が『赤色光(R)<遠赤色光(FR)』となるように波長をコントロールしているんだ。 ![]() そういう光環境は、春〜夏の太陽光のバランスに類似しているんだよ。 それと、青パオパオは青い色をしているよね。つまり一部の波長域の光を遮光しているんだ。光の透過率は白いパオパオの方が高いんだよ。 Q君:青パオパオはどんな時期・気象条件で使用すれば生育促進の効果があるの? 青パオ先生: 日照条件の良い時期や場所で効果が期待できるよ。例えば、太平洋側では年明けの日照時間が増えてくる時期かな。日本海側は雪が降ったり曇天の時期の使用は避けたほうがいいよ。いずれにしても曇天続きの場合は効果が現れにくいね。 Q君:作物によって効果の違いはあるの? 青パオ先生: 今までの経験からすると、品種によっても違いがあるけど、葉菜類(ホウレンソウ、コマツナ、ミズナなど)には生育促進効果が高いよ。 でもね、タマネギの鱗茎肥大や結球レタスの生育促進には効果が見られなかったから、その点は注意が必要だね。使用する時期、地域、気象現象、作物、品種などによって生育促進効果に違いがあるんだ。
Q君:農家の人は、この青パオパオをどのように使うの? 青パオ先生: 作物を早く出したり、周年栽培で出荷の回転数を増やしたり、出荷調整をしたりと、使用するタイミングのツボをつかんだら、農家さんにとって大変役に立つ機能素材だよ。それに、キクやポインセチアなど、作物によっては開花に影響を及ぼすことも解ってきているから、出荷時期を調整することも可能になるかもしれない。 光の質をコントロールする青パオパオは、人の目には見えない効果を作物に与えており、さらに新たな効果が見つけられる可能性もあって、将来もっともっと色々な場面で農家さんの役に立つ資材になるかもね。 Q君:青パオ先生、青パオパオのことが良くわかりました。どうもありがとうございました。 ■製品情報
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■使用上のご注意 【パオパオ全般】
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